ザ・スミスの元ドラマーであるマイク・ジョイスは現地時間5月21日に『BBCブレックファスト』に出演して、亡くなったアンディ・ルークに追悼の意を表している。
アンディ・ルークの訃報はバンドメイトだったジョニー・マーのソーシャル・メディアで発表されている。ジョニー・マーによれば、「膵臓ガンとの長い闘病」の末に亡くなったという
マイク・ジョイスはアンディ・ルークの「不滅の」音楽的功績を讃えており、モリッシーは「自分が望むのはアンディがどこに行こうとも彼が大丈夫であることだ。彼の音楽が聴かれている限り、彼が死ぬことはない」と述べている。
今回、マイク・ジョイスは『BBCブレックファスト』に出演して次のように語っている。「アンディは彼がどれだけベース・プレイヤーとして素晴らしかったか、分かっていなかったんじゃないかと思う。彼の音楽的な貢献がどれだけ大きなものだったか、受け止めきれていなかったんじゃないかと思うんだ」
マイク・ジョイスは次のように続けている。「彼は理解したり実感したりしていなかったんじゃないかな。彼はすごく引っ込み思案な性格で、自分のことを偉大なベース・プレイヤーとは見ていなかった。彼には労せずできる簡単なことだった。彼がベースを手に取れば、魔法が起こるんだ」
マイク・ジョイスは今年2月にニューヨークでアンディ・ルークと会ったことを明かしている。「素晴らしかったよ。4日間しかなかったんだけどね」
「彼に会いたかったんだ。彼はメールも得意じゃないし、スカイプも得意じゃない。だから、対面で会って挨拶をして、どんな感じか知りたかったんだ。会えてよかったよ。素晴らしかった」
「会ってからどれだけ時間が経っていようとも、会う度に昨日のことのように思えるんだ」
マイク・ジョイスは訃報を受けて5月20日の時点で次のようにツイートしている。「有り難いことに一緒に演奏できたなかで最も才能のあったベース・プレイヤーだっただけでなく、これまで会った中でも最も素敵で、愉快な人でした」
「アンディは去ってしまいましたが、彼の音楽的功績は不滅です。既に彼のことが非常に惜しまれます。私の心の中で永遠に」
訃報を受けて、元オアシスのポール・“ボーンヘッド”・アーサーズ、スウェードのマット・オズマン、ニュー・オーダーのトム・チャップマン、ザ・シャーラタンズのティム・バージェスらが追悼の意を表している。