オアシスはアップル・ミュージックでバックカタログのドルビー・アトモスによる空間オーディオ音源が公開されている。
このミックスは『ディフィニトリー・メイビー』、『モーニング・グローリー』、『ビィ・ヒア・ナウ』といった画期的な作品群のほか、『ザ・マスタープラン』、『タイム・フライズ…1994-2009』、『ストップ・ザ・クロックス』といったコンピレーション作品にも適用されている。また、『ネブワース1996』や『ファミリアー・トゥ・ミリオンズ』といったライヴ・アルバムでもミックスを堪能できる。
ビッグ・ブラザー・レコーディングスは一からミックスを作り直すのに、これまでレッド・ホット・チリ・ペッパーズらと仕事をしてきたグラミー賞受賞歴のあるライアン・ヒューイットを起用している。
「ラウドで爆発的なアルバムのオリジナルのミックスやサウンドの当初の意図を尊重しながら、ドルビー・アトモスに変更することはキャリアでも最大のチャレンジの一つでした」とライアン・ヒューイットは語っている。
「アルバムのサウンドは元々ビッグでしたが、アップル・ミュージックの空間オーディオでは音源のオリジナルなスピリットを称えながら、さらにビッグになっています」
The complete @oasis catalog is now available in Spatial Audio, exclusively on Apple Music. Check it out ahead of their upcoming reunion tour: https://t.co/Sv8PMdoep0 pic.twitter.com/dAFA4TgHAW
— Apple Music (@AppleMusic) May 9, 2025
先日、リアム・ギャラガーはオアシスの再結成公演で“Hello”が演奏されないという報道に言及している。
“Hello”については小児性愛者として有罪判決を受けたゲイリー・グリッターにまつわる曲であることからセットリストから外されることになったと報じられていた。
しかし、リアム・ギャラガーX/ツイッターでこの報道に言及して、報道が事実かどうか訊かれると、次のように述べている。「俺たちは“Hello”を演奏するつもりだよ。信じてくれ」
オアシスは41公演に及ぶ再結成公演のツアーが控えており、リチャード・アシュクロフト、キャスト、ケイジ・ジ・エレファント、ボール・パーク・ミュージックがサポート・アクトを務めることが決定している。
再結成公演についてはバンドに近い情報筋が先日『NME』に対してバンドメンバーのラインナップを明かしている。それによれば、アンディ・ベル(ベース)、ゲム・アーチャー(ギター)、ポール・“ボーンヘッド”・アーサーズ(ギター)、ジョーイ・ワロンカー(ドラマー)が再結成公演に参加することになるという。
先日、ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーはロンドンのニューイントン・グリーンで建物に入るところを目撃されており、ここではアディダスの広告キャンペーンの撮影が行われたのではないかと報じられている。