Paul McCartney、EUからの離脱の是非を問う国民投票は間違いだったと語る

Paul McCartney

ポール・マッカートニーはイギリスのEUからの離脱の是非を問う国民投票を行ったことは「間違いだったと思う」とした上で、EUからの離脱をめぐる現在の騒動について「混乱」していると語っている。

「BBC2」の番組「ニュースナイト」に出演したポール・マッカートニーは国民投票に行かなかったことを明かした上で、EUからの離脱の是非をめぐる投票に行く決断を自身に促せるほどの「分別のあることを言ってくれた人がいなかった」と語っている。

ポール・マッカートニーはEUから離脱することでイギリスでの生活が向上するということを確信できずにいるのだとして、彼は次のように語っている。「どうして狼狽えてしまったかって、会った人たちの多くが、僕と同世代の歳を取った人たちだったということでね」

「『いいかい、ポール。僕らは昔のように戻るんだよ。僕らはあの時代に戻るんだ』ということを言われたんだ。僕としては、『そうだろうか? 僕には分からないな』という感じだったんだけどさ。当時はそういう態度が蔓延していたんだよ」とポール・マッカートニーは続けている。「終わりを迎えてくれたら嬉しいのだけどね」

EU離脱をめぐる問題はいずれ解決されるはずだとして、ポール・マッカートニーは次のように続けている。「僕たちなら乗り越えられると思うよ。ずっと乗り越えてきたんだからね」

一方で、EU離脱に対するポール・マッカートニーの見解は元バンドメイトであるリンゴ・スターのそれとは異なるものになっている。リンゴ・スターは2016年6月に行われた国民投票から15ヶ月後となる2017年9月にインタヴューに応じて、EU離脱の交渉を「どんどん進める」べきだと語っていた。イギリスでは今月、10月19日までにEUとの交渉がまとまなければ離脱期限の3ヶ月先延ばしをEUに求めることを義務付ける法案が可決されており、依然として交渉が平行線をたどっていることなどを受けてか、リンゴ・スターの当時の発言が再び注目を集めている。

リンゴ・スターは当時、次のように語っている。「国民が投票したんだからね。だから、どんどん進めなきゃいけないんだよ……僕は大きな一歩だと思ってるんだ。自分の国をコントロールできるようになることは大きな一歩だよね」

今回、ポール・マッカートニーは元妻であるリンダ・マッカートニーが生前に撮影した写真を集めた書籍『リンダ・マッカートニー:ザ・ポラロイド・ダイアリーズ(原題)』のプロモーションとして「ニュースナイト」に出演している。

ポール・マッカートニーは10月25日にリリースされるリンゴ・スターの新作『ホワッツ・マイ・ネーム』に参加していることが明らかになっている。ポール・マッカートニーは同作に収録されるジョン・レノンが手掛けた楽曲である“Grow Old With Me”に参加して、ベースとバック・ヴォーカルを担当している。

ザ・ビートルズは1969年発表のアルバム『アビイ・ロード』の50周年記念エディションが9月27日にリリースされることが決定している。

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