映画『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』(配給:STAR CHANNELMOVIES)、ビー・ジーズ3兄弟の“最愛の弟”アンディ・ギブをフィーチャーする本編映像が解禁となった。
冒頭に登場するのはモーリス・ギブだ。「子供のころからアメリカを夢見ていた。“プール付きの家に隣り合わせで住もうぜ”、“いいねえ”」と語り合ったという3兄弟を囲むスナップが紹介され、「まるで民族移動だ。うちは大家族で年を追うごとに増えた」とバリーが続ける。和やかなホームパーティの映像には両親の姿もある。
1975年、マイアミに拠点を移したビー・ジーズ、「ジャイヴ・トーキン」が全米No. 1ヒットとなり、同曲が収録されたアルバム「メイン・コース」と合わせて300万枚の大ヒットとなった。プール付きの新居に家族が集まり、「アンディも来た」という言葉にジェットスキーに乗ったアンディ・ギブの映像が重なる。「アンディは何でもできる子供だった。バリーを尊敬していて双子みたいだった」というバリー・ギブの言葉に、妻のリンダが「顔も似ていて、あざの位置も同じ。本当に双子のようだった」と述懐すると、4人目のビー・ジーズとなるアンディとのスナップが連射されていく。
「豪州に戻って武者修行して来いと兄たちに言われた」…まだあどけなさが残るブレイク前のアンディの貴重なインタビュー映像が紹介され、ソロアーティストとしてオーストラリアでステージに立つ姿が続く。「アンディは若かった。まずはアーティストとして経験を積ませたかった」と兄のバリーは考えたのだ。武者修行の後、三人の兄からの全面的なサポートを得たアンディはアメリカで活動を開始。1976年の「恋のときめき」、翌年の「愛の面影」、78年「シャドウ・ダンシング」で3曲連続で全米1位を獲得する。当時、3曲連続1位という偉業を達成し一躍大スターの仲間入りを果たす。映画『サタデー・ナイト・フィーバー』のサウンド・トラックが大ヒットし、当時絶頂にあったビー・ジーズを凌ぐほどの人気を博したアンディ・ギブは、4人目のビー・ジーズとして3兄弟と一緒にステージに立つこともあった。だが、誰も予期せぬ大きな運命が待ち受けていた。1980年、僅か30歳の若さでアンディはこの世を去ることになるのだ。
どんなに倒れても再び立ち上がる。固い絆で結ばれたビー・ジーズ3兄弟はどんな試練にも向き合ってきた。だが、最愛の弟を失った悲しみは余りにも大きかった。この時、どんな思いが胸をよぎったのか。それは『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』本編でご確認いただきたい。
ビー・ジーズ 栄光の軌跡
監督:フランク・マーシャル
製作:ナイジェル・シンクレア、ジーン・エルファント・フェスタ 脚本:マーク・モンロー
出演:バリー・ギブ、ロビン・ギブ、モーリス・ギブ、アンディ・ギブ、エリック・クラプトン、ノエル・ギャラガー(オアシス)、ニック・ジョナス(ジョナス・ブラザーズ)、マーク・ロンソン、クリス・マーティン(コールド・プレイ)、ジャスティン・ティンバーレイク、ピーター・ブラウン、ヴィンス・メルーニー、ミカエル・ライリー、ルル、アラン・ケンダル、イヴォンヌ・ギブ、ビル・オークス、デニス・バイロン、ブルー・ウィーバーほか
2020年/アメリカ/英語/カラー/111分/原題:The Bee Gees: How Can You Mend a Broken Heart/日本語字幕:大渕誉哉/字幕監修:吉田美奈子
配給:STAR CHANNEL MOVIES
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Barwood Films (Barbra Streisand)
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